西 鷹志 (30)
元アパレル販売員の西。OJTトレーナーである先輩と共に建設プロジェクトに取り組んでいます。初めてのプロジェクトであり「毎日が勉強だ」と話しています。
西さんがリバティーズに入社するに至った経緯を教えてください。
私は、入社前はアパレル販売の仕事をしていたんです。販売の仕事も好きでしたが「何かを作れるようになる」という目に見えた成長はありません。年齢と共に「販売員を続けていくのは、これから先もっと大変になるかもしれない。」と悩 んでいた時に、建築業の友人に仕事の話を聞いて「技術職」に興味が湧いたんです。
技術職は、勉強と努力を続ければ自分の腕ひとつで活躍できる世界です。いわゆる「手に職がつく」仕事ですね。 そこに魅力を感じ、思い切って未経験の業界に飛び込んだんです。
結果的に、私に向いていたと感じています。
リバティーズに勤めてからはどんな生活を送っているんですか?
まだ入社から間もないため、今のプロジェクトが初仕事なのですが、仕事は 8:30 から始まります。 現場で、設計図を読み取り施工図を書き上げていきます。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、私のような新人は必ず先輩と同じプロジェクトを担当します。 難解で完遂できない仕事が、私に回ってきたことはないので、きっと先輩が調整してくれているのだと思います。 おかげで、自分に任された仕事を一つ一つこなしていくことで確実に成長していることを実感できます。
施工図は専門的なお仕事ですが、はじめからお客様先に出向しているのですか?
いいえ。最初は会社で CAD の操作方法など、仕事に必要なスキルを研修で教えてもらえます。だいたい半年くらいですかね。
私はもともとパソコンを使うのも好きでしたので、CAD で図面を作成する研修は面白かったですね。とはいえ、実際の現場はソフトが使えればいい、というものではなく、現場の状況に応じて様々なスキルが必要になります。現場に出られるようになってからが、実務であり本当の勉強という感じです。
西さんはどんな方と一緒に働きたいと思いますか?
そうですね。どんな方でも仲間が増えれば嬉しいんですが「長く続けてくれそう」という意味で「真面目すぎない」人がいいです(笑)
建築の仕事は「最初からできる」なんてことは絶対にないような「専門的」な仕事です。クライアントの皆様や先輩と適度にフランクなやり取りができる人の方が、仕事を早く覚えられると私は思います。
やる気さえあれば、会社や先輩方は全力でフォローしてくれますし、あらゆる年齢層の社員が当社にはいるので、気の合う先輩を見つけるのも難しくありません。そういう会社の特性を目一杯活用できる人だと「仲間として」そして「ライバルとして」嬉しいですね。
堀口 栞汰 (21)
高校を卒業し、建築系技術者となることを決めた堀口。未経験でも、図面に関する様々な能力を磨くことのできるリバティーズを選び、日々クライアント先で仕事をしている。
堀口さんがリバティーズに入社するに至った経緯を教えてください。
私は、高校を卒業後、当社に入社しました。高校は商業高校で特に建築とは関係がない学校です。
高校卒業当時は、特に「やりたい!」と思えることがなく「販売」や「営業」も含め、いろいろな仕事を検討していました。
そんな中、建設業界を選んだときは「やってみようかな」くらいの軽い気持ちでした。
今ではこの仕事を選んだことは間違っていなかったと思っています。
印象に残っている仕事はありますか?
やっぱり最初のプロジェクトが最も心に残っています。
1年2ヶ月の病院のプロジェクトです。
この時の現場は先輩である「久保さん」と一緒だったのですが、正直、最初は参りました(笑)
専門用語だらけで会話できないんです。道具も図面の内容も、現場のことも。
研修で CAD が使えるようにはなったものの、やはり現場では全然通用しませんでした。しかし「辛い」「苦しい」と思ったことは不思議とありません。きっと経験の 浅い私に無茶をさせず、今できることを割り振ってくれていたんだと思います。
私の疑問や不安に共感し、親身に教えてくれた先輩方に心から感謝しています。覚えることだらけで充実していたことと、先輩と共に過ごして多くを学べたことが強く印象に残っています。
では、逆に仕事の中で悩んだことはありますか?
そうですね。当社の仲間たちは会社が「わだかまりのない環境」を目指していることもあって、物腰柔らかに仕事を教えてくれる人が多いですが、現場では様々な人とやりとりをする必要があります。
時には、厳しく現場を管理する現場監督者の方もいらっしゃいます。そのような厳しい環境だからこそ学べることもたくさんあると思いますが、悩むこともあります。
当社の仕事は、基本的にプロジェクト毎であり、1年〜1年半という短い期間です。
そのため、新しい仲間がどんどん増えていく事と合わせて、もし人間関係に悩むことがあっても、次のプロジェクトで新しいスタートを切ることが出来るというのも、この仕事の特徴だと思います。
どんな方なら仕事がうまくいくと思いますか?
どんな仕事でもそうかもしれませんが「メンタルが強い」人は、うまくいくと思います。
この仕事が特別に重労働だと言っているわけじゃありません。ただ、物作りの現場は、想定外の自体や急な変更のために、自分だけでは解決できない場面にも直面します。
そんな時、一人で抱え込まず、先輩や同僚、現場の皆様と情報を共有することが義務であり、たとえ言いにくいことでもきちんと報告する「メンタル」が欠かせないと思っています。
熟練の設計士からしたら「報告」「連絡」「相談」は当たり前のことかもしれません。しかし、私と同じように「若くして技術者を目指す方」がいらっしゃったら「言うべきことはきちんと伝える気持ちの強さ」が大切であることを、心に留めていてほしいです。
齋藤 忍 (30)
設計関連の業界歴が10年近い齋藤。リバティーズ内の実力派で、様々な経験を積んでいる分、会社や建設業界を客観的に評価しています。
齋藤さんがリバティーズに入社するに至った経緯を教えてください。
私は、前職も同じ仕事でした。
社長が、私の仕事を見て声をかけてくださったのがきっかけですが、それ以上に「歴史の浅いリバティーズで裁量ある仕事」がしたいという気持ちが転職に踏み切った理由でした。
設計の仕事は「オフィスで仕事をし続けたい」という方も多いですが、私は逆に「色々な建設現場で、様々な役割の方々と連携をとり、一つの建物を完成させる」ということに、より強い魅力を感じていました。
リバティーズならプロジェクトごとに「お客様」「施主様」「現場作業者様」と共に仕事をすることができます。
これは自分自身の「スキルアップ」や「給与の向上」に直結しています。そのような経緯で、リバティーズで働くことを決めました。
様々な設計のお仕事をしていたようですが、なぜ施工図の仕事を選んだんですか?
そうですね。
正直、設計関連の仕事の中でも、より上流の「建築図面を描く仕事」は、設計の花形だという気持ちが、今でもあります。
建築図面は、施工図の大本となる建物の概要を決定する図面です。
私は、個人の設計事務所に通い、建築図面についても学びました。ただ、現実的な話として建築図面の制作会社は経営が難しいとされています。
丹念に図面を作っても、最も優れた図面を決める「コンペ」で選ばれなければ、利益はなく出費だけが残るということもザラな世界です。
私は、長く安心して建築の仕事に取り組みたいという気持ちと、施工図だからこそ味わえる「現場との協力」や「数多くのお客様・施主様との関係」に魅力を感じ、この仕事を選びました。
印象に残っている仕事はありますか?
そうですね。
私たちの出向先は、だいたい1年〜1年半の建設プロジェクトごとに変わるのですが、中でも印象に残っているのは埼玉県の病院の建設プロジェクトです。
現場が遠方である場合、現場近くに当社が家を借りてくれることもあり、この時も「新しい土地」「新しいプロジェクト」に、最初からワクワクしていました。
当時、私は「施工図制作歴5年」の中堅でしたが、この現場には施工図を手がける者が私しかいませんでした。
実は、「ひとつのプロジェクトに施工図を書く人がたった一人」というのは珍しいことではありません。
もちろん、それなりの実力と経験が必要ですが、いずれは乗り越えなくてはならない仕事でした。
無事に完成した時は、本当に嬉しかったですね。
どんな人が、この仕事に向いていると思いますか?
物作りが好きな人、もっと言えば建築に「好奇心」がある人だと向いていると思います。
「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り、楽しいと思うことが上達への一番の近道だと思うんです。
施工図を描く人には「細かいこと」や「ものを組み立てること」が好きな人が多いです。 私も、幼少期は大工になりたいと思っていて、建設課のある学校に通い、建設系の会社を経験してきました。
私とは逆に、社会人になってから建築の面白さにはまり込み、それが高じて成功した人もたくさん知っています。
「ちょっと心当たりがあるかも」と思ったら、ぜひ当社にお電話ください。きっと良い建築士になれますよ。
久保 佑介 (33)
自ら現場で施工図を手がけると共に、OJTトレーナーとして経験の浅い社員の教育にも責任を持つ久保。建築士としてのスキルと、マネジメントの両面で成長を目指すとともに、会社全体の技術レベルを上げることにも注力している。
久保さんがリバティーズに入社するに至った経緯を教えてください。
この業界にもともと長い経験がありました。
建築業界の様々な会社を見てきましたが、リバティーズを選んだ一番の理由は「人間関係がよい」ことです。正確には、社長を筆頭に、全ての社員が「円滑な仕事の為にわだかまりのない環境作り」を目指していることです。
建築の仕事に限らず、仕事に集中し、自信と誇りを持って働き続けるには良い仲間が必要だと思っています。
この会社ならそんな環境が手に入ると思いましたし、実際、今とても充実した気持ちで仕事に取り組めています。
久保さんは後輩への教育も行なっているようですが、詳しく教えてもらえますか?
普段の仕事とは別に出来る限り、研修会を出来る機会を作るようにしています。また、少しでも多く後輩たちの意見に耳を傾けられるように努めています。
私もそうでしたが、専門職の1年目はただでさえわからないことだらけです。
後輩が、この仕事を嫌いにならないようにするのも私の役目だと思っています。
だからこそ、仕事を覚えて「頼れる仲間」に成長していく様子を見ているのは、教える側として、とても嬉しくなりますね。
久保さんにとって最も印象に残っている仕事はなんですか?
そうですね。
私が担当したプロジェクトは、どの建物も用途が様々で、一番を決めるのはなかなか難しいですね。
ただ、目黒の高級マンションの建設工事は、学ぶことが多いプロジェクトでした。
いわゆる「ひとりまとめ」と言われる、お客様と打ち合わせをし、まとめを行う仕事でした。
ただ、これに付随する仕事が大変でした。
「施主様」と「私たちのお客様であるゼネコン側」の打ち合わせに同席し、建物の細かな希望を伺ったり、あるいは説明をしたり、設計会社様と打ち合わせしたり、さらに大工、鉄筋屋さんなど建設に携わる大勢の方々と日を変え場所を変え、何度も話し合いました。
設計の仕事というと、パソコンにしがみついているイメージがあるかもしれませんが、ステップアップするにつれ、コミュニケーション能力が求められるのも施工図の面白いところです。
とてもやりがいのある仕事を任せていただきました。
どんな方に入社してほしいと考えていますか?
やる気のある方でしたら大歓迎です。
極端な言い方をしますと、経験も年齢も関係ないと思っています。
私も、もともとは建築に興味なんてありませんでした(笑)
建築系の学校を卒業しましたが、必ずしも建築業界に就職するつもりはなかったくらいです。
しかし、仕事をするうちに建築の面白みに気づき、それ以上に「様々な人と協力して一つのモノを作り上げる」達成感を覚え、とにかくやる気だけはありました。
「やる気がある」ということは「向上心」があるということだと思っています。
今、スキルや経験がなくても、仕事に対する意欲ややる気を持った方がいたら、是非、私たちと一緒に仕事をしましょう。